俺の愛読書 『坊っちゃん』

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死ぬ瀬戸際に、何を食べたいか?

そういうことを問う事はあるが、

死ぬ前にどんな本を読みたいか?

などと考えることは、大方の人はないだろう。

 

そもそも、なぜ死ぬ間際に食べ物を問うのか?

死ぬのだから食べる必要はない。

食べたら、死ぬ気が失せる。

それなのに、どうも世間では死ぬ間際に何を食べたいかということが論点になる。

 

俺なら、死ぬ間際にどう過ごしたいかを問いたい。

 

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読書をしながら死ぬ

本音を言うなら、男であればセックスの最中に死ぬのが本望だろう。

だが、そう言うと人格を疑われる。

したがって、俺としては、読書をしながら死にたい、と答える。

 

では、どんな本か?

 

俺は、漱石の『坊っちゃん』。

これまでも、50回近く読んでいる。

これはすごいことだ。

 

俺は51歳だから、1年に1回読んでいる計算になる。

それほど、好きだ。

 

振り返れば、俺は坊っちゃんのような生き方をしてきた。

 

そのまんま、ではないが、坊っちゃん精神で生きてきたのは間違いない。

 

中学で坊っちゃんを読んで以来、俺は坊っちゃんにあこがれ、坊っちゃんのように生きたいと考えてきた。

 

では、坊っちゃんに学ぶべきこととはなにか。

改めて考えてみた。

 

自分に正直である、ということ

他人はごまかしてもいいと思う。

嘘をついてもいいと思う。

しかし、自分には、そんなことをしていても始まらない。

 

坊っちゃんは正直だ。

まっすぐだ。

 

こんな人物は、現代にはいない。

 

いや、漱石の時代にも、坊っちゃんのような人物はいなかった。

漱石は、ヒーローを描いてみせたのだ。

 

日本人が普遍的に憧れるヒーローを。

 

坊っちゃんは正義の味方だ。

不正、悪は許せない。

 

つまりは勧善懲悪。

 

ただし、正しいはずの坊っちゃんは、教師の身分を奪われ、不本意な後世を送ることになる。

ここに、人生の真実がある。

 

だから、坊っちゃんはおもしろい。

 

いくら正しいことをしても、それが報われるとは限らない。

ただ、己を信じて行動する事、そこに個性の根本的な本質がある。

 

坊っちゃんは、そのことを教えてくれる。

 

俺は短気だ。

熱い!

無鉄砲ではないが、坊っちゃん譲りの性格。

 

坊っちゃんのようなストレートな生き方に、今でも憧れている。

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